講演会:許浚(ホジュン)・東医宝鑑 ユネスコ世界記録遺産について | 11.05.19 |
許浚(ホジュン)・東医宝鑑 ユネスコ世界記録遺産について 過去/現在/未来 ―2013年「世界伝統医薬エキスポ大会」(韓国・慶尚南道山清郡)に向けて― |
主 催: (社) 中央日韓協会 共 催: 駐日韓国大使館 韓国文化院 日 時: 平成23年6月9日(木) 18時30分~20時30分(開場18時) 場 所: 韓国文化院ハンマダンホール (新宿区四谷4丁目4-10) *丸の内線「四谷3丁目」駅1番出口から、 新宿通を新宿に向かって3分左側 講 師: 中澤 俊子(高麗博物館・運営委員) 吉田 和裕(東邦大学医療センター 大森病院東洋医学科鍼灸部学術主任) |
・全盛期(14、15世紀)の朝鮮医学は中医(中国医学)を継承し興隆した。1610年ホ・ジュンは14年を費やし膨大な医書を25巻25冊からなる「東医宝鑑」に編纂。ここに朝鮮医学(韓方・郷薬)は東医として独自の地位を確立。 ・日本の漢方医学の発展に貢献し「本家」中国にも大きな影響を与えた。1995年に中国の江沢民主席(当時)が訪韓した際、国会演説で韓中の文化交流のシンボルとして『東医宝鑑』が取り上げられた。 ・1613年に発刊されて以来現在も読み継がれ、2009年7月ユネスコ世界記録遺産に登録された。。 |
中澤俊子氏は、「小説・許浚(ホ・ジュン)」を出版するための翻訳作業を支えたが途中で急逝した故豊島哲氏の奥様。 「この小説は、日韓の真の和解と友好を進めていくに当たり、国民レベルの歴史認識の共有に役立つ。日本全国の人々、特に若い人たちに読ませたい。」という豊島氏の遺志を継ぎ、「小説・許浚(ホ・ジュン)」の出版と広報に尽力、精力的に講演活動を行う。 2009年にはソウルで開催された東医宝鑑・ユネスコ世界記録遺産登載記念セミナーに日本の代表として出席、【日本における「小説・東医宝鑑」の軌跡】を報告した。また、昨年10月には、東医宝鑑執筆400年記念の学術セミナーと国際韓方バイオ・エキスポの招待を受け現地の取材をしている。 |