保健室のアン・ウニョン先生 著者 : チョン・セラン
ニックネーム : Maria 掲示日 : 2022-02-16


重そうなエピソードも軽々と書いてしまう著者のおかげで、スッと読み進められる。現実には起こり得ない不思議な現象が、チョン・セラン氏にかかればすぐそばの高校で起きている出来事のように感じられる。ドラマ化もされたので本の現象がどのように映像で表現されているかをみてみるのも楽しいと思う。

表紙 タイトル
あめだま ペクヒナ
小学校の読み聞かせ絵本として使用しました。韓国工芸の素朴な韓紙の人形から温かみを感じます。ひとりぼっちの内気な少年が、不思議なあめ玉を口にするたびにいろいろなものの声が聞こえてきます。動物や物にも命が...
こいぬのうんち クォン ジョンセン
深い感動と自己肯定感を与えてくれる絵本です。韓国ドラマで「犬 ケセッキ」と侮辱される場面をよく見ます。この絵本の主人公はその犬のうんちです。そして、だれからも汚いと、疎外されます。畑の土は作物を生み出...
ソルビム2(男の子編) ペヒョンジュ
女の子編に続き、お正月の晴着、男の子編です。韓国文化院のyoutubでも紹介されていた、お正月の遊びチェギチャギ(韓国式リフティング)をやってる男の子が表紙の裏に登場。ここから、もうワクワクですね。女...
ソルビム(女の子編) ペヒョンジュ
お正月に晴着を着るのは、小さい女の子にとってどんなにわくわくすることでしょう。ページをめくりながら、幼いころに戻って、いっしょにときめくことができます。下着姿の女の子がひとりで、晴着を着てゆきます。最...
声をあげます チョン・セラン
あとがきを見て驚いた。まさにコロナ禍のSFだったのに、2010年に書かれたというから、著者は本当にこの世界を予見していたのかもしれない…。私は表題作の「声をあげます」がいちばん好きだった。それぞれの登...


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