82年生まれ、キム・ジヨン 著者 : チョ・ナムジュ
ニックネーム : イルヒャン 掲示日 : 2021-11-07


2020年に同一タイトルの映画が日本でも公開された作品の原作です。
映画からこの作品を知った私にとっては衝撃の強過ぎる読書体験でした。
あまりにも韓国の状況や昔からある考え方に無知だった私は、当時もそして今でも女性はこんなにも息苦しい生活を強いられているのかと思い、とても気持ちが沈みました。
その一方でおかしいと思ったことや、自分の感じたことをきちんと声を上げて伝えられることのできる人になりたいと、自分自身を奮い立たせるきっかけにもなった作品です。
そして衝撃的なラスト…!
この作品を読んで韓国文学にハマりました。

表紙 タイトル
花を見るように君を見る ナ・テジュ
ナ・テジュ詩人の詩が好きな理由は、やさしい言葉でありながら、心に響くからだ。 もちろん、やさしく書くのがどれだけ大変な作業なのかも、よく知っている。だから、詩人を尊敬している。 「韓国人が最も愛する...
世界を超えて私はあなたに会いに行く イ・コンニム
時空を超えて届く手紙から、過去と現在、ふたりのウニュがつながっていく物語。 手紙が届く年齢やスパンが異なるため、その時々の立場、言動、関係性が面白い。 10歳から30歳へと、「妹」、「お姉さん」、...
ショウコの微笑 チェ・ウニョン
タイトル作「ショウコの微笑」を始め、本作は他者との関わり合いの中で無傷でいられないながらに懸命に生きる人たちの物語でした。そして、読み進めていくほどに、この小説の登場人物が受ける痛みをただの個人の経験...
わたしに無害なひと チェ・ウニョン
心がきゅーっと痛くなるようなお話たちでした…いまではすっかり忘れてしまっていた、ずっと前の切なかった記憶が蘇る物語。感受性が強かったあの頃の痛みはすでに遠い過去のことで、その記憶さえすっかり忘れた大人...
長寿湯の仙女さま (天女銭湯) ペク ヒナ
表紙の仙女おばあちゃんの顔に衝撃を受けて、韓国版を取り寄せました。自称「人形いたずら作家」ペクヒナさんのお人形さんたちは、リアルで可愛くて、思わず吹き出してしまう一瞬の表現が魅力的。くるくるパーマ頭の...


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