講演会『 伝統音楽から探る韓国人の音楽世界』が盛大に開催されました!! 05.04.25
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左:講演会風景 右:ソンビ(昔の知識人)が川面に舟を浮かべ琵琶を奏でる情景(文人画)

講演会『 伝統音楽から探る韓国人の音楽世界』が盛大に開催される。

4月22日(金)夕方より講演会『 伝統音楽から探る韓国人の音楽世界』が韓国文化院大ホールで盛大に開催されました。

講師の淑明女子大学校伝統文化芸術大学院の宋惠眞(そんへじん)さんに音楽と昔の絵画などを織り交ぜて韓国の伝統音楽の種類と特徴をわかりやすく説明して頂きました。

お話の骨子は以下の通りでした。
●韓国伝統音楽の種類
韓国の伝統音楽(国楽といいます)には大きく分けて以下の3つに分けることができます。
1.宮中音楽
  宗廟祭礼楽(チョンミョチェレアク)や軍礼楽(グンレアク)など
2.正楽(チョンアク)
  上流社会のソンビ(知識人)の社会で好まれた室内楽(別名“ソンビの風流”“音律”)。弦琴(コムンゴ)などの弦
  楽器が中心。
3.民俗楽
  庶民の生活から生まれた民謡、プンムルノリや職業芸人が発展させた雑歌、パンソリ、散調(サンジョ)など

●韓国伝統音楽の特徴(キーワード)
 様々なキーワードを挙げることができますが、以下の4つを取り上げてみました。
(実際の講演会では時間の都合上3については割愛されました。)

1.‘揺らめき動く持続音’-弄絃(ノンヒョン)
  コムンゴやカヤグムのような弦楽器の左手側の技法のひとつ。日本の琴の「揺り」にあたる。
2.‘味付けの味と粋’-シギムセ
  出した音をそのまま維持せずに「揺らす(弄音)」「転がす(転声)」「落とす(退音)」など。
  ある音程から音程へ移ろう方式を避け、ある音程の周辺で留まり味を加えていく韓国音楽の特有の要素。
3.‘遅い-普通-早い、慢・中・삭(數)’の世界
   韓国の音楽= 遅い音楽と早い音楽が対をなし、それが続けて演奏される例が多い。
4.‘共感の言語’-チュイムセ
   パンソリや散調でリズムをとる鼓手や聴衆が音楽の途中で「으이(ウイ)」「얼씨구(オルシグ)」「좋다(チョッタ)」な
   どの感嘆詞で合いの手をうつこと。


今後も韓国文化院では皆さんに韓国の文化をわかりやすくお伝えする講演会を開催する予定ですので、どうぞお気軽に御参加下さい。
次回講演会は韓国の食文化について6月3日開催する予定です。詳細はこのホームページに掲載する予定ですので奮ってお申込み下さい。

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