普通のノウル 著者 : イヒヨンさん
ニックネーム : まろん 掲示日 : 2023-02-01


17歳の少年ノウルが「普通」って何だろうと頭を悩ませながら、他の誰でもない自分だけの基準と価値観に基づいて普通や当たり前と向き合い受け入れていく姿に、「それでいいんだよな」と私も勇気をもらいました。生きているとつい、自分がどうしたいか、よりも他人からどう見られるか、を気にしてしまうことがあります。反対に、自分の中だけの当たり前や普通を、一般的に「正しいもの」「良いもの」として知らぬ間に他人に対して押し付けてしまい、相手を傷つけてしまうこともあります。しかし、人によって普通は異なっているものだし、そこに正しいも間違いもないのだ、誰に押し付けることもなく、十人十色の普通の感覚を尊重することが大切だということを、あたらめて感じた、とても心温まる物語でした。

表紙 タイトル
少年が来る ハン・ガン
韓国では戒厳令に対してデモが起き、今もなお続いている。いつまで続くのだろう。今は韓国旅行控えた方がいいのかな。こう言った気持ちになった。そんなときBTSのテヒョンが紹介してくれた「少年が来る」が光州事...
私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯 チョン・セラン
短編集なので、通勤時間など隙間時間に読み進められました。 視点が面白くて、デパートや書店など、さまざまな場所から依頼されたテーマをもとに書いているものも多く、 チョンセランさんの引き出しの多さを感...
菜食主義者 ハン・ガン
昨年の「日韓交流おまつり2023」で、ちょっぴり値引きされていたので購入した1冊。 購入時にも、お店の方から「韓国で最も権威ある文学賞」といわれている「李箱文学賞」のほか、2016年世界的に権威...
5番レーン ウン・ソホル
 水泳競技で5番レーンというのは、決勝に進んだ時に予選通過タイムの早い順で1番タイムの良かった人が4番レーン、次にタイムの良かった人が5番レーンで泳ぐ。  小6のナルは水泳部のエースでメダルも沢山取...
翻訳に生きて死んで クォン・ナミ
前におなじ著者の『ひとりだから楽しい仕事: 日本と韓国、ふたつの言語を生きる翻訳家の生活 』を読み、大変おもしろかったので手に取りました。クォン・ナミさんの翻訳者として、母として、そして人間としての様...


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