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世宗学堂

 
    掲載日 : [2015-02-12 17:56]   照会数 : 5811
韓国と日本の食文化の違い〔キム ユニ・会社員〕
 
 
 
キム・ユニ(会社員 30歳)

釜山にある日本系重工業会社に勤務。 
韓国に戻って2年も経ち、今は韓国の生活にすっかり馴染みました。

日本での7年間の生活を終え、現在韓国に住んでいる主婦です。
日本で初めて一人暮らしをスタートしましたが、ラーメン、豚カツ、パンなど日本の食べ物はとても口に合うものが多かったので、日本の食文化は何一つ違和感なくなじむことができました。
しかし、結婚を機に韓国に帰国し、韓国での生活が始まると、日本の食文化の習慣が抜けず、いろいろ苦労をしました。主人と二人暮らしのため、普段はいいですが、日本の食文化を知らない人には、ただただ行儀の悪い人にしか見えないので、主人の家族や格式のある食事会などではいつも気をつけています。

一番大変なのが、日々の食卓に欠かせないお箸の使い方でした。
日本ではご飯を片手で持ち、別の片手でお箸を操り食事をするのが典型的な食卓の風景ですね。
韓国もほぼ同じですが、ご飯の器は手で持たず、テーブルの上に置いたまま食べます。
日本では木製の器と箸が主流なので、味噌汁のお椀も熱くなく、重たくないですが、韓国の食器は温かい食べ物を好む韓国らしく陶磁器のものが多いので、熱く、重くて手で持てません。しかもクック(汁もの)の器は日本の器より2倍近く大きいのです。器が違うため、手で持つ習慣は自然になくなりましたが、箸の使い方は未だに苦労しています。
日本の木製の箸になれてしまったせいか、なぜか韓国の鉄製の箸は重いし細くて使いこなせないことに気づきました。もともと昔から箸の使い方が下手だと親からよく叱られていましたが、日本に来てから木製の軽いお箸は手に力を入れずに使うことができて楽でした。もちろん家では今でも木製のマイ箸を使っています。

日光の旅館で泊まった時の夕食。(左)
韓国での外食の風景。お箸を上手に使う右に映っている手は友人の手です。(右)

箸の用途は多彩で、食べ物をつまめたり、豆腐を切ったり、のりをご飯に巻いたり、魚の小骨をとったり、細かい作業をこなせ、これは日本と韓国は全く同じです。箸は違っても恰好よく箸を使えた方が韓国でも日本でも食文化のよいマナーですので、私も人前ではお箸を上手に使えるよう気をつけています!

最後にひとつ、日本にいても変わらなかった習慣が、麺料理を食べる時、音を出さないことでした。これだけはどうしても気になってできませんでした。麺を食べる時に音を出すのは、韓国では品がないと思われますので、皆様も韓国で麺料理を食べる時はなるべく音を出さずに召し上がってください。

 

 
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