花を見るように君を見る 著者 : ナ・テジュ
ニックネーム : ruru 掲示日 : 2021-11-03


韓国の方が書かれた本格的な詩集です。タイトルが本当に素敵です。

ナ・テジュさんが、韓国では著名な詩人ということも初めて知りました。

最近、韓国が「詩」大国であるという事、そして、韓国の方が、とてもロマンティックだということも知りました。

本格的な詩集なので、素人には、想像を膨らませないと少し理解しずらい部分もありますが、やさしく素敵な詩ばかりです。

日頃のストレスから解放されて、心が穏やかになれますし、自分自身もやさしい人になりたいなあと思える詩集です。

繰り返し読みたい詩が多く、その詩の意味を自分なりに深めていくこともできるように思います。

時間を空けて読むと、また違った解釈ができるかもしれません。

可憐な草花の挿絵もとても素敵です。韓国の「詩」に触れることが出来て幸せですし、詩の力のすごさを改めて感じました。

表紙 タイトル
お月さんのシャーベット ペク・ヒナ
翻訳版がなかったのですが、どうしても読みたくて韓国語版を買い、自分で翻訳しながら読むほど素敵な作品です。最近、翻訳版が発売され長谷川義史さんの関西弁での軽妙な語り口もとても面白いです。そしてやはりパク...
おかしなおきゃくさま ペク・ヒナ
ご本人が"人形いたずら作家"と言っている通り、全て人形で出来ています。かわいいキャラクターの造形、表情、不思議ストーリーにグッと引き込まれます。ちょっと中の悪い姉弟が、ダルノクに振り回されることで最後...
空と風と星と詩 尹東柱
ごく最近、彼の存在を初めて知りました。厳しい境遇の中で紡いだ彼の繊細な言葉選びにしんみりとした気持ちになりました。「星をかぞえる夜」は秋の夜長に読むのにぴったりです。そして、「風が吹いて」の「風が吹い...
ギリシャ語の時間 ハン・ガン
流れる静けさ。時として張り詰めた空気感を、文章だけでこんなにも表せるのかと驚いた。 目が徐々に見えなくなっていくギリシャ語教師と、話さない女性。二人の不思議な思いが後半に交錯する。表面的な部分という...
ショウコの微笑 チェ・ウニョン
まるで私の隣で起きている本当の出来事のように感じました。異国での悲しみや寂しさに焦点をあてた短編集です。印象に残ったのは表題作と「彼方から響く歌声」。どの話にも印象的な二人の女性が登場します。お互いに...


코시스센터
webzine koreanet
Korea Net Japanese
Hello K! - Youtube
STAY HOME AND ENJOY K-ARTS