フィフティ・ピープル 저자 : チョン・セラン
필명 : Maria 게시일 : 2021-12-07


50人もの主人公が出てくる小説は他にはないのでは?読み進めていくうちに、知り合いがどんどん増えていく感じがしておもしろい。そして、韓国で実際に起きた事件も盛り込まれているらしく、なんだか本当にすぐそこで起きているんじゃないかと思わせる小説である。しょっぱなから自分の死を理由に娘の結婚式を華々しい葬式にしてしまう母親が出てきて引き込まれる。病院周辺の話が故に、生と死が主題の話が多く、悲しいはずなのにユーモアを感じる。これから病院で医者や看護師、検査技師たちを見かけたら彼らの日常を妄想してしまいそうだ。私のお気に入りは、オランダ人女性が自分が使われためがねの広告をソウルまで探しにくる話。どれか一つ気に入る人物が見つかるはずだ。

표지 제목
フィフティ・ピープル チョン・セラン self
50人もの主人公が出てくる小説は他にはないのでは?読み進めていくうちに、知り合いがどんどん増えていく感じがしておもしろい。そして、韓国で実際に起きた事件も盛り込まれているらしく、なんだか本当にすぐそこ...
となりのヨンヒさん チョン・セラン
読むほどに温かさが心に沁みる短編集。心の奥底に優しく浸透していく文章。大切すぎて黙ってこっそり持っていたくなる作品。隣に住んでいるのが異星人で何もかもが地球人とちがったら?地球の言葉では言い表せられな...
死にたいけどトッポッキは食べたい チョン・セラン
娘も発達障がいがあり共感出来る部分もあったが年月をかけ死を目の前に誰かの為に生きる事にがむしゃらな私には適していなかったかも。若い頃に出会っていれば共感したと思う。だけれど気持ちが引きずられないように...
彼女の名前は チョン・セラン
チョ・ナムジュ作家の『82年生まれ、キム・ジヨン』の次に発表された作品です。28の女性の物語で綴られています。韓国の社会情勢がとてもよくわかりました。隣の国の情勢に驚いたり、他人事とは思えず共感したり...
アンダー、サンダー、テンダー チョン・セラン
クオン社の「あたらしい韓国の文学」シリーズの1巻。このシリーズは装丁も美しく(オシャレ!)、ついついコンプリートしたくなる魅力を放っている。物語は北朝鮮との国境近いパジュに暮らす男女の若者の物語。世界...


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