解説のある韓国伝統舞踊-フェスティバル | 25.09.16 |
❐ | 日時 : 2025年10月28日(火)19:00 (開場18:30) | |
❐ | 会場:駐日韓国文化院 2F ハンマダンホール | |
❐ | アクセス:東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」1番出口より新宿方面徒歩5分 | |
❐ | 主催:駐日韓国大使館 韓国文化院 | |
❐ | 主管:韓国国立舞踊団 | |
❐ | 後援:韓国文化体育観光部、韓国国際文化交流振興院、韓国国立劇場 |
韓国国立舞踊団
韓国国立舞踊団は、韓国国立劇場の専属団体として伝統に現代的な感覚を加えた作品を披露し、「韓国的なものこそが最も世界的である」ことを証明し続けています。 2025年1月に韓国舞踊界を牽引していく20名余りの青年教育団員を選抜し、以来トレーニングを重ねています。彼らは韓国国立舞踊団の定期公演をはじめ、地域博物館での巡回公演や海外公演など、多彩な舞台を通じて若き芸術家たちの「伝統への力強い挑戦」を披露していきます。
ナルシスの最後の吐息 イ・ミンソン
ギリシャ神話のナルシスは、清らかな泉に映った自らの姿に魅了され、ついには救われることなく消えていく。
彼が抱いた自己愛と孤独、そして水面に映る「私」との対峙を現代的に再解釈する。
にわか雨 シン・ハンソ
少年は去ってしまった少女を想いながら、共に過ごした瞬間をひとつひとつ辿る。初めて出会った時から最後に別れを告げた日まで、短くも鮮やかだった記憶が心に刻まれている。
もう二度と会えないと知りながらも、少年は心の奥底で静かに少女の名を呼ぶ。
2部 韓国伝統舞踊
散調舞 パク・ソヨン、パク・スビン、パク・ヒョビン、ビョン・ヒョンジョン、イ・ミンソン、イ・チェリン、イ・ヒョンスン、イ・ヒョンヨン、チ・ヘジン、チョン・ソンウン
-丹心諧舞(タンシムヘム)-
別れた過去の人を切なく思い、過去に戻れないことを嘆く。それでもその思い出を忘れないために韓服に水墨画を描く。
ハンリャンム ソン・ヒョンギョム
-君子一道(クンジャイルド)-
君子は長い流刑の歳月の中で過ぎ去った日々を振り返る。時代は忠義に生きた彼を見捨てた。
彼を切なく思い続けた妻が贈った紅色の韓服に、梅の香りに誘われて飛来した鳥を詠んだ詩「梅鳥図(メジョド)」を描く。
剣舞 パク・ソヨン、イ・チェリン、イ・ヒョンスン、チョン・ソンウン、ピョン・ヒョンジョン
剣舞は「剣器舞」とも呼ばれ、三国統一の基盤を築いた新羅時代の花郎(ファラン)の武芸に由来する剣術を、現代的に昇華させた作品である。堂々として気高い花郎の気品を舞として表現した。
チンセチュム パク・ヒョビン、チ・ヘジン
「チンセ」とは韓国固有の打楽器ケンガリ(小銅鑼)を意味し、最も澄んだ音を出す“真の銅鑼”という意味を持つ。
銅鑼を手にリズムを打ち鳴らし、神を呼び、邪気を祓う舞である。もともとは男性群舞として踊られてきたが、本作では女性舞踊家二人によって、多彩で新しい構成を披露する。
3部 韓国創作舞踊
鎮魂 パク・ソヨン、パク・スビン、ビョン・ヒョンジョン、イ・ミンソン、イ・ヒョンスン、イ・ヒョンヨン、チョン・ソンウン、ソン・ヒョンギョン シン・ハンソ
風に揺られる赤い花びらのように、白い雪の上を密かに飛ぶ鳥のように、振り返らず行ってください。さようなら。