韓国関連行事

掲載日 : [2020-11-26] 照会数 : 8419
イベント名 | オンライン韓国文化公演-韓日伝統「舞・楽」の饗宴- | |||
場所 | 都道府県 | 会場TEL | ||
会場名 | ||||
交通アクセス | ||||
期間 | 2020-12-16 ~ 2020-12-16 | |||
主催者 | 主催者TEL | |||
代表者 | FAX番号 | |||
担当者 | メール | |||
ホームページ |

オンライン韓国文化公演
-韓日伝統「舞・楽」の饗宴-
-韓日伝統「舞・楽」の饗宴-
駐日韓国文化院は、新型コロナウイルスからの一日も早い回復を祈り、家にいながら移動中でもどこでも、韓国文化を楽しめる「オンライン韓国文化公演」を開催しております。去る6月と8月の公演に続き、今年最後のオンライン韓国文化公演を用意しました。
今回の舞台では去る8月の公演に引き続き、韓日文化交流をテーマに両国伝統楽器「コムンゴと二十五絃箏」の共演、そして「韓日伝統舞踊共演」舞台を用意しました。
オンライン生配信公演に皆様のご関心とご視聴よろしくお願いいたします。
ㅇ 日時:2020年12月16日(水)19:00~ (約60分)
ㅇ 媒体:YouTubeチャンネル「オンライン駐日韓国文化院」➡ www.youtube.com/kcultureinjapan
ㅇ 主催:駐日韓国大使館 韓国文化院
ㅇ 協力:韓国観光公社、韓国コンテンツ振興院
【プログラム】※ プログラムは諸事情により変更になる場合があります。
1.コムンゴ演奏 / 霊山会相(ヨンサンフェサン)の中から下弦トドゥリ(ハヒョントドゥリ)
*コムンゴ・朴善英
霊山会相は朝鮮時代の風流音楽の中で最も代表的な音楽です。全9曲で構成されている組曲で、本来弦楽器・管楽器・打楽器などにより編成されている合奏曲ですが、本日はその中から6番目の曲である下弦トドゥリをコムンゴソロで演奏します。
この曲は低音を中心に始まる旋律が後半になって高音に飛躍するのが印象的で、音域が広く、深い音色のコムンゴに良く似合う曲の一つです。
2.二十五絃箏演奏 / 赤とんぼ *二十五絃箏・滝田 美智子 / 編曲・小宮瑞代
昔から誰もが口ずさめる童謡〈赤とんぼ〉は、テーマメロディーが僅か8小節の小曲です。しかし何故か琴線に触れる、私の大好きな曲です。
二十五絃箏でこの曲を歌いたいと思い、1995年に小宮瑞穂氏(箏曲家、生田流箏曲松の実会会主)に編曲をお願いしました。念願かなって素敵な〈赤とんぼ〉が出来ました。リサイタルで初演して以来、好んで演奏している一曲です。
3.コムンゴ×二十五絃箏 共演 / 清雨 * コムンゴ・ 朴善英 / 二十五絃箏 ・ 滝田 美智子
作曲を手がけたケ・ソンウォン(KYE Sung Won)氏は、次のような印象世界をイメージしてこの曲を創りました。
清らかな雨が降る。
冬をとおして積もりに積もった雪を溶かそうとするかのように
そこから新たな命がうごめきだす
清らかな雨が降る
人生をとおして積もりに積もった塵(ちり)を払おうとするかのように
そこから新たな命の再生がはじまる
清らかな雨
神々しいほどに澄みきった雨
清らかな雨
身を投じさえすれば
塵(ちり)はことごとく洗い清められていく
聖水のごとく――(fin.)
私たち日韓の伝統楽器奏者は、玄琴(コムンゴ)と二十五絃箏で奏でられる『清雨』の響きによって、不安を覚える人々に、癒しと回復を届けたいと考えました。
4.韓国伝統舞踊 / 杖鼓舞(チャンゴチュム) * 舞・金美福
チャンゴチュムは、伝統打楽器チャンゴを担ぎ、左手は素手、右手にはバチを持って音を鳴らしながら艶やかに舞う踊りです。韓国伝統音楽には欠かせない伝統打楽器であるチャンゴは、豊作を祈る農民音楽から巫俗、仏教、宮廷音楽また器楽独奏曲伴奏など多岐にわたり愛用されています。屈曲の激しい長短(リズム)を刻みながら舞い、民俗舞踊の粋を余すことなく表現しています。本日は京畿民謡のチャンブタリョンの調べに乗って、チャンゴチュムの魅力を存分に表現します。
5.日本伝統舞踊 / 越後獅子 * 舞・東路要、児島歩実
江戸時代の庶民生活を彩った四季折々の物売りや大道芸を舞踊にしたものです。越後の西蒲原郡月潟村を本拠として踊りや軽業を見せながら諸国を歩いた角兵衛獅子を扱ったもので、最後に布さらしの踊りを披露いたします。
6.韓日コラボ創作舞踊 /「流れ」* 舞・金美福、東路要 / 構成:金美福
この曲は吾妻歌舞伎のために作曲されたもので、三味線と電気三味線、太鼓、小鼓の編成で作曲された器楽曲です。一滴の水が変化して大きな流れとなる様を日韓の舞踊で表現し、踊ります。
【出演】
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【楽器紹介】
コムンゴ
コムンゴの歴史は長く、高句麗の時代、王山岳という官吏が中国から贈られた七弦琴を改良し、曲を作って演奏したところ、黒い鶴が飛んできて、音色に合わせて舞いを舞ったという神話のようなお話にちなんで、最初は「玄鶴琴」と名付けられ、後に「玄琴(コムンゴ)」と呼ばれるようになったと言われています。「スルテ」という細長いバチで「弾く・すくう・はじく」のに加え「叩く」奏法も用い、打楽器のような力強さとリズム感を生み出すのが特徴です。
二十五絃箏
二十五絃箏 現在、広く「箏」と呼ばれる楽器は、奈良時代に中国の唐から日本に伝えられました。明治後期以降、新しい箏曲の創作と楽器の改良が両翼となって新たな箏文化を創出していきます。1969年二代目野坂操壽氏は箏の音域の中でより細やかな表現を可能にする二十絃箏の創作を成し遂げ、1991年にはさらに改良を加えた二十五絃箏を完成させ、現代邦楽と現代音楽を始めとする幅広いジャンルに箏の魅力を添えています。
先人によりつくられた古典箏曲は勿論伝承すべき素晴らしいものです。同時に二十五絃箏は、未来に向かい発展していく箏曲の世界になくてはならない、可能性の宝庫のような楽器と思います。

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