Country はラテン語のcontrata terra（向こう側の土地）が語源で、 国家を指す場合と、地方（または田舎）を示す両方の概念が共存する言葉です。 日本の首都としての東京と、山や田畑、海のような日本を象徴する自然が 凝縮している地域としての東京を表わすものです。
 
本展は、今を生きる私たちが未来の人間である想定し、水中に設置されたアート作品を遺跡として見たり、VRやARを数世紀前の技術として仮定することで、現代を過去の事象と捉え、現在の状況を考察する展覧会です。フランス、韓国、台湾、シンガポール、ベルギーの5カ国にある共催団体と本団体によって開催します。遺跡は過去の痕跡を留めている場所です。その頃より後である未来に生きている私たちが、どれくらいの想像力で現在を過去として見ることができるのか、その問いから始まり、環境問題や人類が直面している問題を思索するというテーマのフェスティバルです。

○ 会期：2024 年9月11日（水）～2024年10月20日（日）
　　　※入場無料（イベントによって有料）
○ 会場：式根島、東京23区
○ 主催：Art in Country of Tokyo （AICOT）実行委員会
○ 共催：一般社団法人 式根島エリアマネジメント、VIDEOFORMES（フランス）、
　　　　 AAMP（韓国）、水谷藝術（台湾）、Hothouse（シンガポール）、Transcultures（ベルギー）
○ 助成：公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
○ 協力：海の中の美術館、Interdisciplinary Art Festival Tokyo、在日フランス大使館／アンスティチュ・フランセ
○ 協賛：ゲストハウスひだぶん 後援：東京都新島村、新島村教育委員会、式根島観光協会、新島村商工会、東海汽船株式会社