ユ・ウォン 저자 : ペク・オニュ
필명 : Maria 게시일 : 2022-05-08


自分から解放されていく物語でした。主人公は高校2年生で、タイトル名の「ユ・ウォン」。幼い時に自宅マンションの火災事故にあい、11階から姉に投げ落とされて生き残ります。自分を助けた姉は亡くなり、おじさんは足に後遺症が残ります。感謝すべきことに対する迷いと苛立ち。自分の中に姉を重ねる両親や姉の親友に対する複雑な思い。ある日、屋上前で出会うスヒョンによって、その日常は徐々に変わっていきます。
高校生は他者との距離感に悩むものです。「生き残った子」というラベルをつけられ、罪悪感を感じ、それを振り払うように様々なコンクールに出したり塾に没頭する姿は、もしかすると何かに悩む10代にも共感できる部分があるのではないかと思いました。甘んじてきた人間関係を変えようとするユ・ウォン。友人のスヒョンと共に自然体で成長してほしいと思わせるキャラクターでした。

표지 제목
君という生活 キム・ヘジン
「君」という存在について、「僕」の視点でつづられていく短編。私は韓国語が判らなくて翻訳を読むしかないのだが、これは原文で読むべきなのだろう。それほどに、感情描写が繊細(それが翻訳であっても感じる)だし...
普通のノウル イヒヨンさん
17歳の少年ノウルが「普通」って何だろうと頭を悩ませながら、他の誰でもない自分だけの基準と価値観に基づいて普通や当たり前と向き合い受け入れていく姿に、「それでいいんだよな」と私も勇気をもらいました。生...
破果 ク・ビョンモ
60代の女殺し屋が最後の死闘に向かっていく様子を、鮮明に、もはや生々しく感じられる物語でした。中でも特に、最終盤の闘いの場面では思わず呼吸が速くなったし、何度も目をつむってしまうほどでした。 また、...
プリズム ソン・ウォンピョン
本書でめぐった4つの季節・一年を、2日で駆け抜けてしまった。読み進めなければ、誰が誰とつながり、誰が誰にどんな感情を持っているのかを忘れてしまいそうだったから。 物語は夏からはじまり、夏でおわる。や...
オアシス イ・チャンドン
オアシス イ・チャンドン ヴィレッジブックス 若い女性コンジュは重度の脳性麻痺で言葉も体も 自ら操ることは不自由であった、 男ジョンドウは適応障害で問題を起こさずに社会生活を送ることが不得手で...


apec2025canada
g7canada
코시스센터
webzine koreanet
Korea Net Japanese
Hello K! - Youtube
STAY HOME AND ENJOY K-ARTS