母をお願い 저자 : 申京淑
필명 : ちぃ 게시일 : 2021-11-25


混み合ったソウル駅で行方不明になった母親を探す家族がそれぞれ、行方不明の母とのエピソードを語ることでその行方不明になった母親像が形作られていきます。作者は私と同世代ですが、語られるその暮らしぶりは私の母の世代の話のように思えます。また彼らから語られる母親の姿は、母から聞いたことのある祖母の姿を彷彿とさせます。日本と韓国の時代背景の違いを感じました。
とはいえ、この本の母親の家族への愛情の深さに涙が止まりませんでした。母親がいなくなって初めてその存在の大きさに家族が気付き、悔やむ姿も痛々しかったです。
読んですぐに母親に会いたくなりました。

표지 제목
あめだま ペクヒナ
小学校の読み聞かせ絵本として使用しました。韓国工芸の素朴な韓紙の人形から温かみを感じます。ひとりぼっちの内気な少年が、不思議なあめ玉を口にするたびにいろいろなものの声が聞こえてきます。動物や物にも命が...
こいぬのうんち クォン ジョンセン
深い感動と自己肯定感を与えてくれる絵本です。韓国ドラマで「犬 ケセッキ」と侮辱される場面をよく見ます。この絵本の主人公はその犬のうんちです。そして、だれからも汚いと、疎外されます。畑の土は作物を生み出...
ソルビム2(男の子編) ペヒョンジュ
女の子編に続き、お正月の晴着、男の子編です。韓国文化院のyoutubでも紹介されていた、お正月の遊びチェギチャギ(韓国式リフティング)をやってる男の子が表紙の裏に登場。ここから、もうワクワクですね。女...
ソルビム(女の子編) ペヒョンジュ
お正月に晴着を着るのは、小さい女の子にとってどんなにわくわくすることでしょう。ページをめくりながら、幼いころに戻って、いっしょにときめくことができます。下着姿の女の子がひとりで、晴着を着てゆきます。最...
声をあげます チョン・セラン
あとがきを見て驚いた。まさにコロナ禍のSFだったのに、2010年に書かれたというから、著者は本当にこの世界を予見していたのかもしれない…。私は表題作の「声をあげます」がいちばん好きだった。それぞれの登...


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