空と風と星と詩 저자 : 尹東柱
필명 : むぐんふぁ。 게시일 : 2021-11-12


高校の時に出会い、ずっと手元においている一冊です。短い詩のひとつひとつは、その書かれた時代背景、尹東柱の人生、そして最期を思うと、とても心が重たくなりますが、「空と風と星と詩」という美しい本のタイトルに希望を感じます。日本統治時代の朝鮮半島で、ハングルを書くことが禁止されていたにも関わらずハングルで詩を書き、それを尹東柱の友人がキムチの壺に入れて地下に埋めて保管していたそうです。「爺いさま」という1937年3月1日に書かれた2行の詩。「倭の餅はにがいのに 甘いと言い張る」。歴史の延長線上に今があるということを忘れないようにしたいと思います。

표지 제목
ヒョンナムオッパへ チョ・ナムジュ、チェ・ウニョン、他
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パチンコ(下) ミン・ジン・リー
下巻を読んで題名の「パチンコ」の意味がやっとわかりました。人種差別・貧困・各国の歴史と文化などいろいろな要素があって、その中で苦痛・悲しみ・喜びがあって、それでも生きていかなくてはならないのが人間です...
パチンコ(上) ミン・ジン・リー
在日コリアン四世代に渡る壮大な家族の話です。厚めの本ですが、面白くて一気読みしました。上巻では主にキム・ソンジャという女性の人生が描かれていて、時代の波に翻弄される姿に胸が痛くなります。彼女に関わる周...
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ミカンの味 チョ・ナムジュ
中学生の多感な時期を描いた作品。 韓国の進学事情が興味深かったです。読み終わっても主人公4人をまだまだ見守っていたい余韻が残る小説でした。済州島で食べたみかんの味を、彼女たちがいつまでも覚えていたら...


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