夢を売る百貨店 本日も完売御礼でございます。 저자 : イ・ミイェ
필명 : Maria 게시일 : 2022-09-01


小さい頃に「ハリーポッター」を夢中で読んだ時以来の興奮を覚え、このファンタジーに魅了されてしまいました。こどもにも、大人にも響く物語だと思います。むしろ、大人になった今のほうが、睡眠を疎かにしがちなのでおすすめかもしれません。ミヒャエル・エンデの「モモ」を読んだ時のように、大人が忘れてしまった大事なものを思い出させてくれた気分です。タイトルの通り、舞台は人が寝ている間に訪れる「夢を売る百貨店」。常連客のまぶた計り等の特別なモノの設定のみならず、後払いの夢値を銀行に納めに行くには、朝早く行かないと混んでしまうと急ぐ店員や、複雑なシステムに苦戦する店員たちなど、現実にも起こりうるような様子が詳細に描かれていることでイメージしやすく、また「あるある」とつい頷いてしまいました。
この本を読んでいる間、実際に夢を何度か見ました。普段は見ないのに。(あるいは、忘れてしまうのに)
本国ではシリーズ2作目も出ているようで、翻訳が待ち遠しいです。

표지 제목
少年が来る ハン・ガン 
1980 年5月光州事件。 前半は当事者の当時の体験談、後半は生き残った人々の回想録。 死体安置所から物語は始まりぐいぐい引き込まれました。 たった40数年前に、隣国で起こった、民主化運動を弾圧...
少年が来る  ハン・ガン
1980年5月18日から10日間にわたり戒厳軍による武力鎮圧に抵抗し、軍事政権に立ち向かった5.18民主化運動(日本では「光州事件」として知られる)。『少年が来る』は、この光州事件を題材にしたノンフィ...
ギリシャ語の時間 ハン ガン 
静かに時は流れていく。 女は話すことができない(すでに失ってしまっている)、男は視力を失っていく(これから失ってしまう)。 ふたりを、古代ギリシャ語という現代では使われることがない、実用されていな...
ソヨンドン物語 チョ・ナムジュ
架空の町ソヨンドンのいくつかのマンションで暮らす人々の物語です。 短編集なのですが、連作になっています。 韓国には「ヨンクル族」という言葉があるそうです。 お金を無理をしてでもかき集めて不動産投...
アーモンド ソン・ウォンピョン
初めて韓国文学を読むのでまずは有名なものから、と思い選びましたが、読みながら何度も涙が出て深く共感することができました。 感情を表に出せない主人公ユンジェが、物語後半から少しずつ感情を出せるようにな...


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