★「ギャル」文化で見た日韓の文化交流史: from1990年代 to2022年★

2018年に公開された『SUNNY 強い気持ち・強い愛』は、1990年代半ばに学生時代を過ごしたコギャルたちが22年後再会することになり、青春を回想しながら友情を確認していく物語です。映画の所々に登場する当時の音楽やファッションに共感しながら、懐かしいと思われる方も多かったでしょう。

ところで、韓国人の中にも映画を見て親近感を感じた人も少なくなかったはずです。 韓国では公式的には1996年に日本大衆文化の開放が始まりましたが、90年代に新世代と呼ばれたX世代の中には、すでにそれ以前から雑誌・衛星テレビ・インターネット・街頭商店などを通じて、当時の日本大衆文化に憧れて楽しんでいた人が少なくなかったからです。 特に日本のギャル文化は2010年代まで韓国のファッション・ビューティー・エンターテインメントなどに直接、間接的に影響を及ぼしていました。

最近日本のZ世代の間では平成ギャル、平成レトロが再び流行しているようですが、一方韓国ではK-POPアイドルグループの日本人メンバーが流行させた「ギャルピース」がインサ(インサイダー/人気者)ポーズと呼ばれ流行中です。

今回はギャル文化に注目しながら、1990年代から現在に至るまで、韓国と日本の大衆文化及び文化交流にどんな影響を及ぼしてきたのか、について考えてみたいと思います。

＜イベント概要＞

■日時：2022年09月28日（水）20:00-21:00

■ZOOMオンライン

■参加チケット：無料

※講義は日本語で行われます。

＜講師プロフィール：ジョ・ギュホン先生＞

2007年、早稲田大学人間科学研究科で博士号（日本文化論専攻）取得後、韓国の翰林大学「日本学研究所」の研究員を経て、2012年から韓国ソウル所在の祥明（サンミョン）大学「韓日コンテンツ文化学科」教授に就任、現在に至る。
主な関心分野は日本文化、文化コンテンツ、韓流など。

◎著書に
『日本の儀礼文化の基層と変容』（ミンソクウォン・2018）
『食器は料理のきもの』（共著・グロセウム・2021）
『文化の遠近法』（共著・言叢社・2017）など。

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詳細＆お申込みは↓
https://www.shin-gogaku.com/ikebukuro/event/detail.php?aid=196

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