大長編小説『火山島』の著者、金石範が
「これだけは書かなければ」という想いを込めた最新小説集!
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済州島四・三事件などをテーマに長年小説を書き続けている金石範さんは、96歳の今春、文芸誌「すばる」で新作を発表しました。
このたびクオンから刊行した小説集『満月の下の赤い海』には、その最新作「地の疼き」を含む3篇を収めています。
巻末に掲載した岡本厚さん(元『世界』編集長)との対談は、金石範文学へのアプローチとしてもお読みいただけます。
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済州島四・三事件をテーマに書き続ける在日の老作家K。若き日に北朝鮮関係の地下組織に参加したものの離脱、その後の精神的危機とさまよいを回想する「消された孤独」。
韓国語と日本語のはざまで二つに割れた存在に苦しみつつ韓国舞踊を学び、島を想う在日女性との対話を描いた「満月の下の赤い海」。
四十二年ぶりとなる自らの故国・韓国訪問と済州での取材を通じて、語りえない記憶の真実に耳を澄ませる「地の疼き」。
三編の小説と対談を収録。
目次
消された孤独
(初出「すばる」2017年10月号)
満月の下の赤い海
(初出「すばる」2020年7月号)
地の疼き
(初出「すばる」2022年5月号、6月号)
対談 これだけは書かなければ
価格 3,000円+税
ISBN 978-4-910214-37-5