アンダー、サンダー、テンダー 著者 : チョン・セラン
ニックネーム : よんぴる 掲示日 : 2021-11-27


クオン社の「あたらしい韓国の文学」シリーズの1巻。このシリーズは装丁も美しく(オシャレ!)、ついついコンプリートしたくなる魅力を放っている。物語は北朝鮮との国境近いパジュに暮らす男女の若者の物語。世界共通だなあ、というところと、パジュならではなんだろうという背景が入交り、韓国の若者の生きづらさを感じる。が、ドライな筆致でヘビーな物語もサラっと読める。エピソードはなかなか重い。チョン・セランさんは一番読んでる韓国の作家。今後も楽しみ。

表紙 タイトル
三十の反撃 ソン・ウォンピョン
三十歳頃の私は何を考えていたっけと何十年か前のことを思い起こしながら読みました。やりたかったことをやるための一時的な仕事だったはずなのに、一生懸命取り組んでいるうちにいつの間にか、その思いが無くなって...
ミカンの味 チョ・ナムジュ
中学生の多感な時期を描いた作品。 韓国の進学事情が興味深かったです。読み終わっても主人公4人をまだまだ見守っていたい余韻が残る小説でした。済州島で食べたみかんの味を、彼女たちがいつまでも覚えていたら...
フィフティ・ピープル チョン・セラン
50人もの主人公が出てくる小説は他にはないのでは?読み進めていくうちに、知り合いがどんどん増えていく感じがしておもしろい。そして、韓国で実際に起きた事件も盛り込まれているらしく、なんだか本当にすぐそこ...
となりのヨンヒさん チョン・ソヨン
読むほどに温かさが心に沁みる短編集。心の奥底に優しく浸透していく文章。大切すぎて黙ってこっそり持っていたくなる作品。隣に住んでいるのが異星人で何もかもが地球人とちがったら?地球の言葉では言い表せられな...
死にたいけどトッポッキは食べたい ペク・セヒ
娘も発達障がいがあり共感出来る部分もあったが年月をかけ死を目の前に誰かの為に生きる事にがむしゃらな私には適していなかったかも。若い頃に出会っていれば共感したと思う。だけれど気持ちが引きずられないように...


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