アンダー、サンダー、テンダー 著者 : チョン・セラン
ニックネーム : よんぴる 掲示日 : 2021-11-27


クオン社の「あたらしい韓国の文学」シリーズの1巻。このシリーズは装丁も美しく(オシャレ!)、ついついコンプリートしたくなる魅力を放っている。物語は北朝鮮との国境近いパジュに暮らす男女の若者の物語。世界共通だなあ、というところと、パジュならではなんだろうという背景が入交り、韓国の若者の生きづらさを感じる。が、ドライな筆致でヘビーな物語もサラっと読める。エピソードはなかなか重い。チョン・セランさんは一番読んでる韓国の作家。今後も楽しみ。

表紙 タイトル
黒山 金薫
映画「チャサンオボ」を見て、原作を読みたくなりました。漁夫の話ではなく、天主教弾圧がテーマで遠藤周作の「沈黙」と通じるものがありました。テビは自分の想いとは逆に天主教の教えに民衆が惹かれるのを嘆き、弾...
ヒョンナムオッパへ チョ・ナムジュ、チェ・ウニョン、他
7人の女性作家の韓国フェミニズム小説集です。前半の3篇は日常的な話で後半の作品はハードボイルドあり、SFありと多様な作品を楽しめました。いや~ほんとに韓国の女性作家の勢いはすごいですね。読んでいると力...
パチンコ(下) ミン・ジン・リー
下巻を読んで題名の「パチンコ」の意味がやっとわかりました。人種差別・貧困・各国の歴史と文化などいろいろな要素があって、その中で苦痛・悲しみ・喜びがあって、それでも生きていかなくてはならないのが人間です...
パチンコ(上) ミン・ジン・リー
在日コリアン四世代に渡る壮大な家族の話です。厚めの本ですが、面白くて一気読みしました。上巻では主にキム・ソンジャという女性の人生が描かれていて、時代の波に翻弄される姿に胸が痛くなります。彼女に関わる周...
三十の反撃 ソン・ウォンピョン
三十歳頃の私は何を考えていたっけと何十年か前のことを思い起こしながら読みました。やりたかったことをやるための一時的な仕事だったはずなのに、一生懸命取り組んでいるうちにいつの間にか、その思いが無くなって...


코시스센터
釜山EXPO2030
Korea Net Japanese
Korea.net LIVE Youtube
オンライン文化院
Hello K! - Youtube
korea net 2023april banner
STAY HOME AND ENJOY K-ARTS