翻訳に生きて死んで 著者 : クォン・ナミ
ニックネーム : Maria 掲示日 : 2024-11-26


前におなじ著者の『ひとりだから楽しい仕事: 日本と韓国、ふたつの言語を生きる翻訳家の生活 』を読み、大変おもしろかったので手に取りました。クォン・ナミさんの翻訳者として、母として、そして人間としての様子がわかり、楽しく読みました。わりと小さなことで悩まれたりするんだなと親近感も湧きました。
しかし、翻訳者としてはやはりベテラン。第3章には翻訳に際して具体的にどう気をつけるべきか、実際の文と共に書かれていて、韓国語学習者は一読の価値アリ!です。前回同様、翻訳者は藤田 麗子さん。おふたりのあたたかさが文章から伝わってきました。

表紙 タイトル
引き出しに夕方をしまっておいた ハン・ガン
この詩集は2013年に韓国で出版され、日本では2022年に出版されました。ハン・ガンさんが若い頃に書いた詩など作られた時期が異なる作品が収録されており、時間の流れも楽しめます。「回復」という大きなテー...
すべての、白いものたちの ハン・ガン
白いものについて書こうと決めた、様々な白いものについての短編。小説?エッセイ?詩?と不思議な感覚になりますが、ノーベル文学賞受賞理由にもある、力強く詩的な散文体の文章を感じました。日本では、白というと...
少年が来る ハン・ガン
韓国では戒厳令に対してデモが起き、今もなお続いている。いつまで続くのだろう。今は韓国旅行控えた方がいいのかな。こう言った気持ちになった。そんなときBTSのテヒョンが紹介してくれた「少年が来る」が光州事...
私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯 チョン・セラン
短編集なので、通勤時間など隙間時間に読み進められました。 視点が面白くて、デパートや書店など、さまざまな場所から依頼されたテーマをもとに書いているものも多く、 チョンセランさんの引き出しの多さを感...
菜食主義者 ハン・ガン
昨年の「日韓交流おまつり2023」で、ちょっぴり値引きされていたので購入した1冊。 購入時にも、お店の方から「韓国で最も権威ある文学賞」といわれている「李箱文学賞」のほか、2016年世界的に権威...


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