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掲載日 : [2015-02-26 10:13]   照会数 : 3982
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「朝鮮王朝時代の幻の烙画」初出版 『柳宗悦も賛美した謎の焼絵発掘』
 
 
「柳宗悦も賛美した謎の焼絵発掘」田部隆幸著が出版された。
調査研究の発端は、古くて由来が不明な先祖伝来の烙画が数枚あったことで韓国文化院、日本民藝館などの協力で、美術史からも忘れられた韓日共に初の美術絵画「烙画」の専門書である。
 烙画とは金属の先端を尖らした鏝(こて)を熱し、韓国紙、絹地、竹片に山水や文字を書いたものの総称である。

江戸期の韓日文化交流の新発見
 江戸期日本は徳川幕府が他国との貿易禁止令、即ち鎖国制度を実施していたが長崎県對馬では朝日貿易を、出島では清国とのみ交易を行なっていた。本著作は朝鮮通信使と對馬で烙画談義、ならびに出島でも烙画談義を行なっていた新発見の文化交流を述べている。

烙画の指導育成に人的な交流
 朝鮮王朝の烙画を再興した人物の孫が日本人に烙画を伝授し、その長子が著名な烙画師になったなど、今後、族譜などからも両国の文化交流を基本に調査研究の深堀を提案している。

釜山―對馬:朝鮮通信使ユネスコ記憶遺産登録申請の中で
 タイムリーな書籍の発刊であり、国王憲宗、柳宗悦などの烙画への賛美も史実をもとに生きいきと書かれている。現存の烙画は全てがカラーで見る人々に紙・絹などに加熱した焼鏝で描かれた作品の超絶技巧に心驚かされる。

内容は、
① 烙画の成立から現在までの歴史
② 現存烙画を画賛、篆刻印なども解説
③ 朝鮮王朝時代、日本江戸時代、中国の烙画

寄稿文は各分野の専門家が執筆
① 慶州大学校文化財 鄭炳模教授、日本民藝館・美術館学芸員、書道家、
 韓国美術の専門家、大学生など
② 序文は、情報の周知を考え4か国語(英語、ハングル、中国語、日本語)で掲載

特筆内容
① 烙画は、紙、絹が対象の絵画で「超絶技巧」といわれた理由
② 国王憲宗、呉世昌、崔南善、柳宗悦など各氏が賛美した詳細な内容
③ 烙画は工芸的な面、文人画的な高度な学問を背景に描かれた分野も持つ
④ 所蔵先は韓国の各博物館、美術館の他に、東京国立博物館、米国クリーブランド美術館など
⑤ 日本では大名、狩野派絵師、京都円山・四条派絵師、浮世絵師も描く


誠文堂新光社発行 文京区本郷3-3-11 TEL 03-5800-5780
B5版 168ページ 定価 本体1,800円+税
ISBN: 978-4-416-91347-5
 http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=4442

 
●お問い合わせE-メール:  echo-tabe@nifty.com
 

 
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