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「フォーラム 2005 『なぜ韓国語を学ぶ若者がふえているのか』」が
フォーラム 2005 では、未来を担う若者の韓国語学習者を対象に、「日本の学校における韓国語教育:大学等と高等学校の現状と課題」(国際文化フォーラム 2005 年 5 月発行)の調査報告をふまえて、なぜ韓国語を学ぶ若者がふえているのか、社会は韓国語学習に対してどんな人材を求めているのか、若者が韓国語を学ぶ意味は何なのかなどについて、韓国語の教育関係者やメディア、韓国企業などで活躍する識者の方々をパネラーにお招きし、議論いたしました。
◎ プログラム I. 韓国語学習者の増加とフォーラム 2005
2001 年以降、市民講座の韓国語学習者が急増しています。 1995 年に約 2 万人だった大学等の韓国語履修者は、 2002-03 年には約 5 万人になったと推定されます。高校でも履修者が増え、毎年約 6 千人が学ぶようになりました。大学生百人に 1.5 人、高校生 1000 人に約 1.5 人が韓国語を学習しています。このような現状についての報告を最初に行いました。
【報告と問題提起】
「学校における韓国語教育」 小栗章 (国際文化フォーラム職員)
II. 各分野から見た韓国語学習の現状
高等学校、市民講座、企業、メディア、大学で韓国語を教えたり、仕事で韓国語を使う人に接している方々に、 学習者の増加とその背景について語っていただき、今後の展望及び課題をさぐってみました。
「 高等学校では」 山下誠 (神奈川県立鶴見総合高等学校教諭) 「 市民講座では」 金順玉 [ 司会 ] (横浜コリアン文化研究会代表) 「 企業から見て」 難波健一 (日本サムスン戦略企画室 Social Relations Team 長) 「 メディアから見て」 藤本敏和 ( NHK 国際放送局制作センターチーフディレクター) 「 ハングル千万人運動とは」 兼若逸之 (東京女子大学教授) 「 韓国語学習の現状と課題」~まとめ 司会
◇ご来場された方々のご感想 • 韓国語を取り巻く状況を各方面の方々から聞けてよかった • ハングル学習者 1000 万人運動に感動した • 韓流の影響の大きさを改めて実感した • このブームが自然に広がるのではなく、皆の力で広げていくものと認識した • 隣国・隣人とどう向き合い、未来へ向けてどう交流を深めるか参考になった • 自分自身なぜ韓国語学んでいるか再認識できた • 韓国語学習を再開しようと思った • 韓国語をアジアの中の 1 つの言語として捉える視点が新しい勉強となった ご来場の皆様、アンケートにご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました!