ふじのくに⇋せかい演劇祭2019『メディアともう一人のわたし』 2019-03-07

◆作品について
韓国演劇の真骨頂!ソウルフルに迫りくる“等身大のメディア”
韓国演劇界の旗手イム・ヒョンテクが、ギリシア悲劇『王女メディア』を情感豊かな韓国歌舞劇に仕立て上げた。伝統芸能パンソリの歌や太鼓が響き、動きにはダイナミックな武術の所作が盛り込まれ、情趣あふれる空気をまとう。イムは“嫉妬に狂う苛烈な女性メディア”とその内側に潜む“もう一人のメディア”を舞台に現出させ、憎しみと愛情の狭間で引き裂かれる心の葛藤を解きほぐす。エネルギッシュな俳優たちにより、喜怒哀楽のすべてが実に生き生きと表現され、観客はそこに自分と重ね合わせられる「等身大のメディア」を発見することだろう。海外でも再演を重ねる代表作で、ソウル・ファクトリー日本初上陸となる。
 
◆あらすじ
無邪気で喜びに満ちた幼少期を過ごすメディアとイアソン。成長したふたりは互いに愛し合うようになり、2人の子どもを授かる。しかし幸せな日々も束の間、富と権力に目がくらんだイアソンは、メディアを捨てクレオンの娘との結婚を承諾してしまう。絶望のなかで怒りと哀しみとに引き裂かれ、復讐を決意するメディア。激しい葛藤にさいなまれながらも、ついに自らにも苦しみを与えることになる恐ろしい決断へと至る…。
 
◆出演者/スタッフ
翻案・演出:イム・ヒョンテク
原作:エウリピデス
出演:イ・チェギョン、イ・ソン、ジョン・ウイウク、キム・チュングン、イ・スヨン、イ・ミスク、ペク・ユジン、キム・ミンジョン、キム・ヘミ、ユン・ギョンロ
 
製作:ソウル・ファクトリー
助成:韓国文化芸術委員会
 
◆演出家プロフィール
イム・ヒョンテク LIMB Hyoung-Taek
ソウル生まれ。劇団ソウル・ファクトリー芸術監督。ソウル芸術大学教授。ニューヨーク・コロンビア大学にてアンドレイ・セルバン、アン・ボガート両氏に師事。1994年、同大学出身の演出家を中心としたカンパニーLITEを設立し、舞台と映画の両方で演出・出演を続けヨーロッパでも公演を行う。2000年から拠点をソウルに移し、『真夏の夜の夢』での伝統と現代ならびに東西の美学を独自に融合させた演出により、一躍国内でも認められる。『メディアともう一人のわたし』で、07年第19回カイロ国際実験演劇祭最優秀演出賞を受賞。18年、韓国・平昌オリンピックの文化プログラムにおいてディレクターを務め、日中韓共同製作『ハムレット・アバター』を演出した。
 
◆チケット価格
・一般4,100円
・ペア割引3,600円(2名様で1枚につき)
・グループ割引3,200円(3名様以上で1枚につき)
・ゆうゆう割引3,400円(満60歳以上の方)
・学割【大学生・専門学校生】2,000円 【高校生以下】1,000円
・障がい者割引2,800円 ※付き添いの方(1名様)は無料
 
◆チケット購入方法
・ウェブ予約:演劇祭特設サイトからご利用いただけます。 www.festival-shizuoka.jp
・電話予約:SPACチケットセンター TEL:054-202-3399(10:00~18:00)
・セブン-イレブンでの販売:店内のマルチコピー機をご利用ください。
 
◆ふじのくに⇔せかい演劇祭とは…
「ふじのくに⇔せかい演劇祭」という名称には、「ふじのくに(静岡県)と世界は演劇を通して、ダイレクトに繋がっている」というメッセージが込められています。静岡県の文化政策である「ふじのくに芸術回廊」と連携しながら、世界最先端の演劇はもちろん、ダンス、映像、音楽、優れた古典芸能などを招聘し、静岡で世界中のアーティストが出会い、交流する――そんなダイナミックな「ふじのくにと世界の交流(ふじのくに⇔せかい)」を理念としています。
 
場所 都道府県   静岡県 会場TEL  054-208-4008
会場名  静岡県舞台芸術公園 屋内ホール『楕円堂」
交通アクセス  http://spac.or.jp/access
期間 2019-04-27 ~ 2019-05-06
主催者  公益財団法人 静岡県舞台芸術センター 主催者TEL  054-203-5730
代表者  鈴木壽美子 FAX番号  054-203-5732
eメール  mail@spac.or.jp 担当者  梶谷智 
ホームページ    http://festival-shizuoka.jp/program/medea-and-its-double/
修正

分類 タイトル 場所 期間


코시스센터
Korea Net Japanese
Hello K! - Youtube
korea net banner
STAY HOME AND ENJOY K-ARTS