わたしたちが光の速さで進めないなら 著者 : キム・チョヨプ
ニックネーム : mie 掲示日 : 2022-02-10


生と愛と他者について考えさせられました。

SFの世界観の中で、静かに洞察されたこの世の真理が描かれていて、一つひとつの言葉や描写が刺さります。

共通言語はなくとも自分と異なる他者に歩み寄り理解を深めること、生きる目的はそれぞれ異なること、生まれて死を迎える永遠ではない存在だからこそ感じられる儚さなど、作品から温かさと美しさを感じました。心動かされた場面から自分の大切にしたいことを見つめ直す機会にもなりました。
それと同時に感じたのは、自分が知っていると思い込んでいる世界も、実はどこまでも未知で知り尽くすことのできない"宇宙"なのではないか?ということです。
だからこそ、互いにすべてを理解できなくとも、さまざまな表現やアプローチがあったとしても、心を傾けたい。そしてあらゆる世界を味わえる人でありたいと気づくことができた作品です。

表紙 タイトル
僕の狂ったフェミ彼女 ミン・ジヒョン
タイトルや表紙のインパクトが強すぎて敬遠するかもしれない。躊躇せず、ぜひ手にとってみてほしい。韓国の社会問題を彼女と彼氏の目線から知ることができる。 別れた彼女に4年ぶりにデモ現場で再会した彼氏は、...
「冬のソナタ」で始める韓国語 シナリオ対訳集  安岡明子訳
これは、韓国の本ではないという判断がされるかもしれませんが、私のバイブルですから。何度も見て、セリフが音としては全部耳に残っているのですが、それを文字で見ると、とても新鮮だし、韓国語の理解がすすむとと...
ユンボギの日記  イユンボギ
小学校の図書館から借りて読んだのが最初です。小学校4年生のユンボギは、お母さんが出て行ってお父さんも病気なので、何をしてでも弟や妹を養わなければなりませんでした。貧乏のどん底にいましたが、友達や先生の...
アボジ  キムジョンヒョン
末期がんの宣告を受けたが、家族に打ち明けることがなかなかできない父。家族への愛を言葉ではなかなか上手に表現できない父と、父を理解できない妻と娘。それは、日本の家族にもあてはまる風景で、切なさが伝わって...
韓国の美をたどる旅 ペヨンジュン
ヨン様が、1年かけて韓国を回って、写真も文章も自身で準備したそうです。当時、韓国で、韓国語版も買いました。光陽の梅まつりは実際に行ったことがあるので、とても懐かしく、写真も記憶にありました。ヨン様が陶...


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