|
|
世界文化遺産とは、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて、世界遺産リストに登録された遺跡や景観そして自然など、人類が共有すべき普遍的な価値をもつものを指します。
韓国では、石窟庵と仏国寺、海印寺大蔵経板殿、宗廟、昌徳宮、華城、慶州歴史地域、高敞、和順、江華の支石墓群と自然遺産である済州の火山島と溶岩洞窟があります。
|
世界文化遺産 |
 【昌德宮】 |
 【水原華城】 |
 【仏国寺】 |
 【石窟庵】 |
 【海印寺蔵経版殿】 |
 【宗廟】 |
 【慶州歴史遺跡地区】 |
 【支石墓】 |
 【朝鮮王陵】 |
|

|
世界自然遺産 |
 【済州島の火山島と溶岩洞窟群】 |
|
|
|

|
|
|

|
|
|

|
仏国寺(불국사 Bulguksa
)
仏教を国教としていた新羅の建造物です。慶州の山奥に建てられた 仏国寺とその付近に造られた石窟庵では、当時の仏教建築・美術を堪能することができます。
|
 |
|

|
石窟庵(석굴암 Sukgulam
)
石窟庵は新羅人の芸術的な霊感と巧みな職人技を見せ付ける仏教文化の白眉であると言えます。インドや中国の天然石窟寺院とは違って、花崗岩で造られた人工石窟寺院です。造られた場所が山地であり、海の荒波を防ぐなど、国を守ろうとする願いを込めて創建されたものと推測されます。特に本尊の仏像は世界的にも最も優れた宗教芸術の一つであると評価され、1995年12月にユネスコ世界文化遺産に選定されました。
|
 |
|

|
|
|

|
宗廟(종묘 Jongmyo
)
朝鮮王朝時代の王と王妃の位牌が祀られている廟です。ソウルの中心部に位置し、祭礼楽で有名な宗廟祭礼は毎年ここで行われています。
|
 |
|

|
|
|

|
|
|

|
朝鮮王陵 (조선왕릉 The Royal Tombs of the Joseon Dynasty
)
韓国の朝鮮王朝時代(1392~1910)の王室と関連した墓は、「陵」と「園」に区分されます。「王陵」と呼ばれる「陵」は、「追尊(死後に王の称号を与えること)された王と王妃の墓」を意味し、「園」は「王世子と王世子妃、王の私親のお墓」を意味します。
|
 |
朝鮮王朝時代の王陵と園は、江原道寧越の荘陵、京畿道驪州の英陵と寧陵の3基を除いて、当時の都である漢陽から40km以内にあり、王陵が40基、園が13基、合計53基があります。
朝鮮王朝時代の王陵は、同時代の国家統治理念である儒教とその礼法によって、様々な空間の大きさ、文人と武人の空間の区分、石造物の配置、その他の施設物の配置などそれぞれの特色を帯びています。特に王陵の石造物の中でも、文人石と武人石の規模と彫刻様式などは、芸術性がそれぞれ異なり、時代別に変っていく思想と政治史を反映しており、歴史の流れを読み取ることができる優れた文化遺産に含まれます。
朝鮮王朝時代の王陵は、1つの宇宙世界を反映するように造られ、陵域(陵墓のある区域)の空間は、俗世の空間である進入空間(斎室:祭祀を行うために建てた家、池、石橋)、祭享(祭祀)空間(紅門:陵墓などの入り口に建てた屋根のない朱塗りの門、丁字閣、寿福房)を通過し、稜域の中心部に入っていくという3段階の構成になっているが、これは死後の世界観を強調しています。
造営当時から計画的に造られ、厳格に管理されてきた王陵の内部と周辺の緑地・森林は当時でも重要な生態系を成してきたが、特に都市化が高度に進んでいる現代の韓国の大都市であるソウル周辺地域の生態系の安定性と多様性を保全するための貴重な役割を果たす存在としてその重要性がより高まっています。
これらの王陵は600年余りという長きに渡り統治してきた朝鮮王朝の陵園制度の特徴を色濃く残しており、時代の流れによって変わる統治哲学と政治状況によって、陵園空間の造営形式、管理空間の領域、造形物の特性などの変化をよく反映している独特な文化遺産であります。
|
|

|
|
|

|