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猛暑に負けないための韓国料理①
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 【写真】上左:参鶏湯(サムゲタン)、上右:ムル(水)冷麺)、下左:ビビン(混ぜる)冷麺、下右:フェ(刺身)冷麺
韓国人の夏ばてへの対処法は、大きく分けて2つあります。
1つ目は凉しさや冷たさの涼感で暑さを和らげる方法。もう1つは「以熱治熱(イヨルチヨル:熱をもって熱を治める)」という韓国語の四字熟語がいう熱いものを食べて暑さをしのぐ方法です。
今回は、猛暑に負けないために韓国人が食べる夏の特別料理をご紹介します。
まず、日本でも多く知られている「参鶏湯(サムゲタン)」!
韓国で参鶏湯は、滋養食の中でも最も代表的な料理です。ユネスコの世界記録遺産に指定された「東医宝鑑」でも、「三伏(サンボク)」の日(1年で一番暑い真夏の時期。2010年は7月19日~8月8日)は、特にひどい暑さでばててしまうために精をつけなければならないと書かれているように、参鶏湯は昔から薬膳のように食べられてきた料理であり、夏の暑さに打ち勝ち、精をつけると信じられてきました。
参鶏湯の主原料は、幼いめんどり(生まれて3(参)カ月くらいの鶏を料理したために参鶏湯と呼ばれる)、高麗人参、もち米、栗、ナツメ、にんにくなどです。全て消化を助ける薬効があり、内蔵機能の働きを促します。鶏肉は、味が甘く弱いところを補い、体を陽性にします。また参鶏湯は、鶏が身体を強くする最高の食材であるだけではなく、夜明けを告げて鬼を追い払う動物だという昔の人の信心が作り出した滋養料理でもあるのです。高麗人参は五臓の働きを補い、精神を安定させ、視力と頭の働きを良くするなど体を陽性にし、衰えた気力を回復させてくれます。
しかし、参鶏湯は高タンパク・高カロリー食のため、高血圧の人などは体力が一時的に衰えた時だけに食べて頻繁に食べるのはよくないと言われます。またビタミンCと繊維質は参鶏湯に不足しがちなため、参鶏湯を食べる時はビタミンCと繊維質の多い野菜と果物を添えるとよりいい効果があります。
次は日本でも人気の高い「冷麺(ネンミョン)」!
冷たい容器に氷を浮かべた麺料理を食べ、暑さで疲れた身体と心を癒します。
冷麺は、食べ物が貴重な冬の救済作物であるじゃがいもとそばなどで作り、韓半島の北部地域で食べられてきた伝統料理です。冷麺は韓国戦争以降、多くの避難民が自分の故郷の料理を作って食べたのをきっかけで、様々な北の地方の食文化が伝わり、今は韓国人が最も好む夏の定番メニューに選ばれています。
冷麺は大きく分けて、平壌(ピョンヤン)冷麺と咸興(ハムフン)冷麺に分けられます。
平壌冷麺はそばでのばした麺を主原料にしており、辛くなく淡泊な味が絶品であり、咸興冷麺はさつまいもとじゃがいもの澱粉で作った細く弾力のある麺と辛く濃い味のたれの味の調和が有名です。
辛くなくさっぱりした味を好む人はムル(水)冷麺、辛く甘酸っぱい味を好む人はビビン(混ぜる)冷麺、韓半島の地理的特性から、咸興冷麺は暖流と寒流の合流する東海岸で取れた新鮮な魚と海産物を利用して刺身を添えるフェ(刺身)冷麺などがあり、様々な冷麺を好みで選ぶことができます。
次回は、日本の夏の食べ物とは一味違う韓国の夏の食べ物をご紹介しますので、ご期待ください。
内容提供 korea.net(http://japanese.korea.net/)
写真提供 韓国観光公社(http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/index.kto)
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