 【写真】左:「コングクス」、右:パッ(小豆)ビンス
今回は前回の「猛暑に負けないための韓国料理」に引き続き、韓国の夏の定番の食べ物をご紹介します。
まず、日本ではあんまりなじみのない「コングクス」!
コングクス(大豆でスープを作った麺料理)は冷麺とはまた違った冷たい麺料理の定番で、淡白で奥深いコン(豆)ユクス(肉味のだしのスープ)の味が絶品な料理です。大豆は昔から「畑の肉」と呼ばれるほどタンパク質や必須アミノ酸が豊富で、庶民の大切な栄養源でもあり、ユネスコの世界記録遺産に登録された「朝鮮王朝実録」のような昔の文献にも、豆は作物が不作な時などに代用食として使われたという記録が残っています。昔、一般庶民はなかなか参鶏湯を食べられなかったために、コングクスを夏の滋養食として食べました。今日、コングクスは栄養学的価値の高い代表的健康食として脚光を浴びています。
コングクスが好まれる要因には、刺激的でない淡泊ながらも豆の奥深い味が第一にあげられ、この他にも主原料の大豆を水に浸してふやかした後で軽くゆでて石臼でひいてこした後に塩で味つけし、素麺を入れてその上に野菜の千切りを載せるというシンプルな料理法も好まれる理由の1つです。
最後にご紹介するのは夏の定番デザート「ピンス(韓国式かき氷)」です。
胃の中まで冷やしてくれる人気のデザート・ピンス(氷水)は、老若男女を問わず、韓国人の代表的な夏のデザートであり、本格的な夏の訪れを告げるメニューでもあります。
かき氷の上に甘く煮た小豆(小豆を乗せるのが定番なので、パッ(小豆)ビンスとも言います。)、餅、シリアル、ゼリーなど様々な具をのせて練乳をかけ、まぜながら食べるピンスは、熱い参鶏湯の避暑法とは違い、清涼感と甘さを与えてくれます。
ピンスは、はらはらするような氷山のように高く盛られたかき氷の上に盛られた様々な材料を混ぜながら食べます。
最近は、かき氷の上にコーヒーや果物、アイスクリーム、シロップ、クッキーなどの具をのせて食べるなど色々なかき氷があり、好みに合わせて選ぶことができます。価格も千ウォンから何万ウォンまでと様々で、コンビニ、ファストフード店、カフェなどでも簡単に食べることができますので、機会がありましたら是非韓国のかき氷「ビンス」を食べてみてください。
ちなみに、韓国では全ての材料をぐるぐると混ぜ、氷の涼しさと材料の甘さを一緒に楽しむのが主流ですので、食べるときは韓国式に混ぜて食べてみてはいかがですか。
内容提供 korea.net(http://japanese.korea.net/)
写真提供 韓国観光公社(http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/index.kto)
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